歯式入力支援ヘルプ


 目次
    1.歯式入力支援の概要
    2.部位入力キー一覧
    3.操作キー一覧
    4.歯式入力支援の使い方
    5.困ったとき
      ・歯式が目的のアプリケーションに貼り付かない。
      ・歯式の文字間が離れている。
      ・歯式が正常に表示されない。
      ・歯式入力支援を起動しても画面に表示されない。
      ・外字エディタが起動しない。
     ・Windows Vista で歯式外字をインストールするための前準備
     ・Windows Vista で歯式外字をインストールした後の処理
     ・Windows 7 で歯式外字をインストールするための前準備
     ・Windows 7 で歯式外字をインストールした後の処理
     ・Windows 8,10 で歯式外字をインストールするための手順
     Windows10 で歯式外字ファイル(EUDC.TTE) をインストールしたのに歯式が文字化けする方の解決策
     ・Windows10で歯式を印刷すると文字化けする。
    6.作者から




1.歯式入力支援の概要

 テンキー(0〜8)、英字(a〜e)および + - * を使って歯式を作成し、任意のアプリケーションに貼り付けるソフトです。
 症例の記録、メールでの説明・照会、市販の納品書ソフトへの部位の記入など様々な用途に使用できます。

 歯式入力支援がアクティブになる直前にアクティブだったアプリケーションに歯式は貼り付きます。

 貼り付けることの出来るアプリケーションは、文字列をサポートしているアプリケーションです。
 ワープロ、表計算、データベースソフト、会計ソフト、メールソフト などです。
 メールあるいは異なるパソコン間でご利用のときは、双方とも「歯式入力支援」がインストールされている必要があります。

 2歯以上の歯式を表示する場合、フォントの種類やサイズによっては離れたようにあるいは正中線が太くディスプレイ上では映りますが、印刷すると離れたり太くなることはありません。

 ユーザー様が作成した外字あるいはインストールした外字は使用できなくなります。しかし歯式外字のインストール時に既存の外字ファイルは保存され、歯式外字削除時に元に戻されます。また、Windows XP の環境では「外字エディタ」は使用できなくなりますが、Windows95,98,Me,2000 の環境においても「外字エディタ」の使用は中止してください。

 動作環境
 Windows95,98,Me,2000,XP,Vista,7,8,10で動作します。

 著作権・免責・購入方法・ライセンスキーについて
 開発者 : 歯科巧房  本城 聡
 作品名 : 歯式入力支援
 シェア・ウェア(有料)です。

 著作権は開発者が所有していますので、ファイルの構成・内容の改変は禁止します。
但し、このソフトを使用したことによるいかなる損害について、開発者は一切責任を負いません。

 歯式入力支援の初回起動日から30日間は、機能制限なしにご試用頂けます。
 ライセンスキー(解除キー)をご購入頂きますと日数制限なしにご使用頂けます。
 シェア・ウェア代金は、1,575円 (税込・手数料別) です。

 ご購入方法は、Vector シェアレジと郵便振替があります。
 1.Vector シェアレジに申し込まれる場合
  表示されている歯式入力支援プロダクトIDを利用者連絡欄にお書き下さい。

 2.郵便振替の場合
 開発者と直接取引となる郵便振替を希望される方は、メールにて 「歯式入力支援 郵便振替購入希望」 とお知らせ下さい。お取引要項を返信いたします。

 ライセンスキーをご購入されたユーザー様へ
 コンピュータ(PC)を買い替えたときやWindows(OS)を再インストールしたとき等は、新しいライセンスキーが必要になりますので 開発者宛にメールにて 「歯式入力支援 ライセンスキー再発行希望」 とお知らせ下さい。
 この時、歯式入力支援のプロダクトID ( インストールの日時から新プロダクトIDがその都度生成されます )と、Vector シェアレジよりご購入のお客様は Vector から発行されました「申込番号」が 必要となりますので明記して下さい。
 Vector シェアレジよりご購入のユーザー様は、 開発者宛にメールにて 「歯式入力支援 ユーザー登録」 して頂きますと、Vector 発行の「申込番号」の告知は必要なくなります。
 ユーザー登録の内容
  氏名
  メールアドレス
  申込番号(Vector 発行)
 登録されましたユーザー様の個人情報は、顧客管理とサポート以外の目的で使用いたしません。

 ご不明な点、ご意見などがありましたら、下記のメールアドレスまでご連絡ください。

 E-Mail : kobou@hbs.ne.jp

 URL : http://www.hbs.ne.jp/home/kobou/


2.部位入力キー一覧

   1〜8 : 永久歯の部位
   +    : 隙・過剰歯等
   0    : 1〜8の直後に入力して、ブリッジの支台
   a〜e : 乳歯の部位
   -    : (マイナス)デンチャー等で使う〜のこと
   *    : 1〜8の直後に入力して、インプラント等の特殊支台

  各テキストボックスは、正中、最後臼歯どちらからでも入力できます。


3.操作キー一覧


 部位入力するテキストボックスは、矢印キー(上下左右)・Tabキーで移動、クリックで選択できます。

 矢印キー(上下左右) : 入力部位を移動します。(Defaultの位置は、上顎右側です。)

 Enterキー       : 入力した歯式を目的のアプリケーションに貼り付けます。


4.歯式入力支援の使い方


 「歯式入力支援」の最下部にヒントのテロップが表示されます。

 メモ帳の上に歯式入力支援を起動直後。
この時点ではまだメモ帳を認識していません。

    


 下図のようにメモ帳の歯式を貼り付けたい箇所をクリックします。

    

 上顎右側をクリックして、 123 と入力します。 321 と入力しても認識します。
 部位入力が終わったら Enterキー を押すか、「貼り付け」をクリックします。
 「消去」は部位入力したデータを全て消去します。

    


 メモ帳に貼り付いた状態。

    

 新たに歯式をメモ帳に貼り付けるときは、歯式入力支援の「部位入力」をクリックするか、入力したい部位のテキストボックスをダブルクリックします。「再貼」は同じ歯式をもう一度貼り付けます。


 上顎フルデンチャーは、上顎右側に 7- 、上顎左側に -7 と入力します。
 Enterキー を押すか、「貼り付け」をクリックして、メモ帳に貼り付けます。

    

 メモ帳に上顎フルデンチャーの歯式が貼り付いた状態。


 メニューバーの「特殊文字」をクリックします。
 特殊文字が書かれたボタンをクリックすると、その文字が貼り付きます。

    


5.困ったとき

・歯式が目的のアプリケーションに貼り付かない。
 歯式入力支援の起動時は、貼り付け先のアプリケーション情報を取得していないので、貼り付け先のアプリケーションの該当個所をクリックして、歯式入力支援の部位入力をして下さい。

・歯式の文字間が離れている。
 2歯以上や両側にわたる歯式を表示する場合、フォント種やサイズによっては離れたように、あるいは正中線が太くディスプレイ上では映りますが、印刷すると離れることはありません。

    UV_`VU UV_`VU UV_`VU UV_`VU
    (フォントサイズによる推移)

 フォント種によって文字幅にばらつきがありますので、歯式を入力するアプリケーションのフォントおよびサイズは、MS ゴシック 10point 以上を推奨します。
 ワープロソフトで字間の設定がある場合は、0 にして下さい。
 また、10.5 のフォントサイズでは歯式がすれて表示されますが、印刷には影響ありません。


・歯式が正常に表示されない。
 歯式および特殊文字が「XXXXXX」または、文字化け表示されたときは、
 Windows95,98,Me,2000,XP,Vista,7の場合、歯式入力支援のメニューの
 [プロジェクト(P)] - [歯式外字のアンインストール] を実行した後、もう一度歯式入力支援を起動してください。
 再度、歯式外字のインストールが行われます。
 Windows8,10の場合、OSを再起動して下さい。


 Microsoft Word / Excel に歯式を貼り付けた際に、希に文字化けすることがあります。
 解決策としては、文字化けした部分の当該フォントをフォントフォルダから削除することをお薦めします。
 フォントフォルダは、C:\WINDOWS\Fonts です。



・歯式入力支援を起動しても画面に表示されない。
 歯式入力支援を起動直後に、「Alt」キーを押したまま、「Z」キーを押してください。


・外字エディタが起動しない。
 Windows2000,XP の環境では、外字エディタが使用不能になります。
 歯式外字削除を実行すると外字エディタは使用可能になります。


6.作者から
  質問や感想などをお知らせ下さい。
   mailto:kobou@hbs.ne.jp